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Mのレビュー★ベルセルクってどうよ? 【ベルセルク】三浦健太郎 [ハ行]

今回は「ベルセルク」を紹介しマス (○σ´ω`)σ

━─━─━─[このまんがの状況]━─━─━─━─━─━

所持冊数  37冊

状態    連載中

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IMG_5564.JPG

*--*--*≪  あらすじ ≫ *--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*

鉄塊のような巨大な剣や仕掛け武器が施された義手をもつ「黒い剣士」ガッツ。
彼はひとり「ゴッドハンド」なる者を探す旅を続けていた。
その忌まわしい過去の体験と復讐への執念がガッツを前へと駆り立てていく。
ガッツが追うゴッドハンドとはなんなのか。
ガッツを苦しめる首筋の「生贄の烙印」とは...?

*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*

壮大な世界観のダークファンタジーでございマス。







(*´_ゝ`)ノ【M視点書評】-------------------------

激しい動き指数        涙指数
★★★★★      ★★☆☆☆

笑い指数           シリアス指数
★★☆☆☆      ★★★★★

「足掻く者」指数
★★★★★

Mのお気に入り指数
★★★★★


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※私(M)の個人的な評価デス。ご了承ください。

これは相方(K)推しで10年前くらいから集めてます。
まさに「ダーク・ファンタジー」。

世界観の壮大さったら
まじハンパないデス。


ワケの分からないバケモノ(使徒)と戦って
悪者を倒して正義が勝って...っていう
ありがちな勧善懲悪バトルものと思ってたら
とんでもないことに!!


大陸に存在する様々な国の間で繰り広げられる戦争、
その中で名を馳せていく若い傭兵軍団・鷹の団。
そんな世に密かに存在する人外「使徒」。
そしてその使徒を統べる強大な力をもつ存在「ゴッド・ハンド」。

「人間」同士の争いに加え、
人間ではない使徒もそこに絡んで来るし、
妖精だって魔法使いだって出てきマス!
なんかこれだけ言うとRPGみたいだねww


そんな世界を主人公の剣士・ガッツの視点から

「現在の状況」
 ↓
「なんでそんな状況になってんのかっていう過去の物語」
 ↓
「で、それを踏まえたうえでの現状の物語の続き」


という形でストーリーが構成されているのですが、
最早作者の方も
生きてる間に完結できるか不安視するってほどの
壮大さでございマス。


でもこういう展開の仕方の作品って
あんまり無いような気がしマス。

ちょっとだけ過去の回想...みたいなのは
ほかのマンガでもよく見かけますが、
なんといってもこのベルセルクは
その回想に3巻途中から14巻くらいまで費やすという
前代未聞の構成!
そのまま現在のストーリーに直結していくわけデス。



結末も予想はしにくいかなぁ。
バケモノ系が出てくる話ではあるのデスが、
善と悪の明確な判断もつかないような作品なのデスよね。
どちらにもそうすべき信念とか理があるっていうか...。
でもそれは実際リアルな世界に近いのかも。

どっちかが完全な正義でもう一方が完全な悪なんて構図は
実際の戦争ではありえないことなんデスよね。

そういう「善悪」とか「因果」とか
考えずにはいられなくなるような作品デス。


ひとりの人間じゃあどうすることもできなそうな「運命」というか、
大きなうねりの中で「足掻く」ガッツは
たくましくもあり危うくもあり頼もしくもありマス。


今後のストーリーがどう展開されて、
どんな結末を迎えるのかが
ほんとに楽しみデス (*ΦωΦ)ノ


一番好きなシーンは
現実逃避気味の少女ジルにガッツが話すシーン。

『逃げ出した先に
 楽園なんてありゃしねぇのさ。

 辿り着いた先
 そこにあるのはやっぱり戦場だけだ』
(16巻)


rakuen2.jpg
(16巻)



確かにガッツ...
どこまで行っても戦場だしね。

そしてほんとに
足掻いて足掻いて足掻きまくりマス!!

自分の日常に置き換えちゃいマスよ。
逃げても戦場なんだ!って。
そしたら足掻いてでも前に進むしかないデスもんねぇ。
さすがは「足掻く者」マスター!
ガッツの金言デス!


この作品の難点を上げるとするなら
とにかく既刊ペースが遅い!!

最新刊が出ても前の巻のラストを忘れてしまってたりするので、
ついまた一巻から一気読みしてしまうほどデス。
ほんとに完結するのかも怪しいペースなのデスが、
作品のクオリティを保つためには仕方のないことなのでしょうかね。

あんまいろいろ書くとネタバレっぽくなっちゃうから
ホント外郭だけって感じのレビューになっちゃいマスが、
とにかく一度はぜひ読んでみてほしい作品デスよ!!


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