Mのレビュー★月舘の殺人ってどうよ? 【月舘の殺人】綾辻行人原作 佐々木倫子漫画 [タ行]
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所持冊数 2冊(上下巻)
状態 連載終了(コンプリート)
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*--*--*≪ あらすじ ≫ *--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*--*
沖縄で暮らす高校生の雁ヶ谷空海は生まれてこのかた
「鉄道」に乗ったことがない。
鉄道を尋常じゃなく嫌う母親がその機会を与えなかったためだ。
しかし、その母親が亡くなり、天涯孤独の身となった空海のもとに
弁護士の中在家が現れる。
「母方の祖父は北海道で生きている」と...。
財産相続の件で北海道まで来てほしいと頼まれ、
生まれて初めての鉄道にのり祖父に会う決意をする空海。
祖父の待つ「月舘」へ向かい
月舘行き 幻夜号に乗車することになるのだが...
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(*´_ゝ`)ノ【M視点書評】-------------------------
激しい動き指数 涙指数
★☆☆☆☆ ★★☆☆☆
笑い指数 シリアス指数
★★★★☆ ★★★★☆
オレは絶対「テツ」じゃない!指数
★★★★★
Mのお気に入り指数
★★★★★
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※私(M)の個人的な評価デス。ご了承ください。
「館シリーズ」などの代表作が有名なミステリー作家の綾辻行人さん原作
「動物のお医者さん」などで有名な佐々木倫子さんが作画を担当されていマス。
綾辻さんの原作を読んだことがないので
作品の世界観がどこまで原作寄りなのかはわかりませんが、
作風としては完全に佐々木倫子さんの世界デスね!
『月舘の殺人』なんていう物々しいタイトルからは想像できないほど
コメディっぽいタッチで話が進むので
「ホントに殺人なんかおきんの?」と思っちゃいマスが、
ちゃんと(?)殺人は起きマス。
まず電車に乗ったことがない主人公・空海(そらみ)。
今まで存在すら知らなかった祖父に会うべく「月舘」へ向かいマス。
電車に乗ったことがないので
「電車」に少し行き過ぎた妄想を持っています。
そんな空海が乗車することになった
「20時40分 稚瀬布(ちせっぷ)発 月館(つきだて)行 幻夜(げんや)号」
オリエント急行の車両を用いた豪華客車で、
高級なカーペットやソファがあしらわれ
食堂車どころかピアノ付のバーまで完備!
初めての電車がこれって...
もう在来線には乗れないんじゃないか...
そして同じく月舘へと向かう同乗者の「テツ」軍団が面白いです。
幻夜号に向かう途中知り合った探偵の日置。
獣医師でコレクションテツの今福。
エンジニアで撮りテツの中ノ郷。
フリーターで乗りテツの杉津。
市職員で時刻表テツの沼尻。
そして学生で模型テツの竜ヶ森。
彼らはそれぞれ「テツ」としての功績を認められ
「キング・オブ・テツ」(w)の異名を持つ資産家の空海の祖父に
「月舘」へ招待された客なのデスが、
なぜが皆、自分が「テツ」だとは認めたがらない。
オタってそういうもんなのでしょうか??
そんなこんなでがやがやと旅は続くのデスが、
突如そんな車内である人物の惨殺死体が発見され物語の雰囲気は一変しマス。
ここまでが本当にゆるーいコメディタッチで描かれているので
そのギャップのせいか、すっごい怖く感じるんデス!!
(((((((( ;゚Д゚))))))))ヒィィィィー
初見の時はちょっと夜トイレも怖かったほど!
(※ちなみに私(M)はお化け屋敷などもってのほかというチキン野郎です)
さて真犯人はいったい誰なのか!
どんな真相がこの先待ち受けているのか!
前後編、2冊からなるストーリーデスが、
短い中でも十分堪能できるミステリ作品で驚きの結末が待っています。
もともとミステリものは大好物なので私はとっても楽しめました!
私は「テツ」じゃあないデスけど、
アガサ・クリスティーの「オリエント急行の殺人」も大好きだし、
旅にまつわるミステリーって旅情をそそるというか
何とも言えない良さがありマスよね。
こういうミステリと鉄道が好きな方(「テツ」と認めたくはない方でもw)
おススメできる作品デスo(*^▽^*)o~♪
ほかのマンガのレビュも見てみてくだちいッ σ゚ロ゚)σ
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